●周期性四肢運動異常症 PLMD・レストレス レッグス症候群 RLSについて
眠っている間に手や足を動かすために途中で目が覚めてしまい慢性の不眠症にかかる 睡眠障害です。
▽症状
これは、夜寝ようとして布団に入ると「足が火照る感じ」と、 「むずむずと虫が這っている感覚」が何時間も持続するのです。 いても立ってもいられずに布団から起きて青竹を踏んだり足 を冷やしたり四苦八苦するのですが、全く効果がなく眠れない夜が 続いてしまいます。 睡眠中は、よく赤ん坊がやるように、足の指をピクピクと反り返す運動が 確認されます。この足の動きには本人も家族の方も気付かずにいますので 不眠症に悩むことが多いようです。


●ナルコレプシーについて
昼間なのに睡魔が発作的に襲い小一時間眠るとすっきりする 病気があります。これをナルコレプシーと言います。 ナルコレプシーは、笑うと足の力が急に脱力して倒れる発作を 伴います。夜には眠ろうとすると金縛り状態になり幻覚を見ます。 夜間はやはり不眠なのですが、特にこうした睡眠障害を過眠症と いいます。1万人に2-3人の頻度で出現します。


●夜尿症・ねぼけ寝言・歯軋り悪夢症について
レム睡眠中(熟睡中)には、活発な脳の活動が手足の神経にあまり影響しない 仕組みになっています。この仕組みが外れると寝言、夜驚症、 夢遊病などになります。
よくオネショは夢を見ているときに 起きると思われがちですが、実際に睡眠検査をしてみると、多く は深い眠りから浅い眠りに変わる頃が危ないようです。 オネショは、ねぼけや寝言と同じような睡眠行動異常のひとつ ですから、脳の調節機能が発達し時期がくれば治ります。 それまでは決して叱らず、温かく子供を見守ってあげましょう。


●薬剤の服用あるいは薬物中断による不眠について
降圧剤プロプラノロール、甲状腺剤、エフェドリン、 メチルフェニデ−ト、カフェインなどの刺激剤などは脳の神経を 興奮させ不眠にさせます。ステロイド、ACTH、 パーキンソン剤(L-ドーパ、アキネトン、アーテン)、 抗うつ剤などはレム睡眠を抑制する作用があります。 またホリゾン系睡眠導入剤、向精神薬、抗うつ剤などの治療薬を 急に中断すると一時的に不眠になることもありますので1-2週間 かけて徐々に減量することが大切です。